性転換をする前の自分へ!!身体も金銭もハイリスク!!その先のリターンは?

性同一性障害を切っても切れないこととして「性転換」の話題がございます。
僕も女から男に性転換をしております。

私が、性転換をしたいと考えたときには、若さもあって「性同一性障害であるから性転換をするもの」その考え方しかできてなかったと今なら分ります。「やりたい」ばかりが先だっていた。
もちろん、身体的にどんなリスクがあるかの説明を医師から受けるのだけれども、「自分は大丈夫」という根拠のない自信というか、どこか他人事に聞こえていた。

性転換をすることということは、限りなく身体を自分とは違う性にすること、それには心の満足感とは別に身体的リスク、そしてあまり語られることのない金銭的リスクを考えなければいけません。
性転換を10年以上たった今だからわかることを、これから性転換を考えている人にお伝えしたいと思います。

私は女から男に性転換していますが、男から女に性転換したい人にも参考になる記事となっています。

性転換のそのあと。~あれから15年~

性転換手術をして既に15年以上が経過し、自身が40歳も過ぎてくると身体の衰えが出てくるという現実に直面します。
普通の人でもある老化とともに、性転換による不調で二重に降りかかってくるわけです。

すると普通では味合わなかったであろう以下の様な不調を感じる様になるのです。
手術後の傷の痛み、ホットフラッシュ、疲れやすさ、体のだるさ、イライラ、気持ちのコントロールが出来ない。鬱的な症状、肝機能の低下、多血症など。

そのため、少しの身体の不具合でも入院をすることがでてきました。

入院してベットで天井を見つめている度に、性転換で迷った時に母が言っていた言葉を思い出しています。

「男になってもベットの上にいたら意味がない」と。

本当にその通りだな、なんて考える様になり、最近は性転換をしたことを後悔する様になってきています。

若い時には気付かなかった性転換のリスク

元々身体にあるものを摘出するので身体上のリスクは絶対にあります。
それは若いときには問題はなく過ごせていても、確実に年齢を重ねていくと少なからず問題となってきます。
もちろん全てをホルモン治療、性転換手術のせいにしてはいけないと思うが、確実にしんどさは出てくる。
昔の主治医にこんなことを言われました。

「男になって少年期が来るがそのあと、青年期はなくいきなり”老人期”がくる。」と
(少年期=男性ホルモンを投与すると声変わり、ニキビ、毛が濃くなるなどの症状が出る)

今、自分が40を迎えて自分の身体と向き合うと何となく意味がわかるような気がしています。
お客様との会話でも更年期の悩みを抱えたマダムと話が合ったり(笑)

ホットフラッシュ、疲れやすさ、イライラ、肩こりなどなど。
僕は特に多血の副作用が強く、男性ホルモンの量が少ないため特にそうなのかも知れませんが。

でもやはり、普通に考えても、健康な臓器を身体にメスを入れて摘出することで身体に良い話は何一つないであろうと思います。
どんなものにも必ず意味があって存在しているのだから。

性別と健康 どちらを選びますか?

こんなことは本来天秤にかけることではないのでしょう。
普通の人なら考えることもありません。
ただし、当たり前の「性別」という部分を僕らは合わせる作業がある。
その大きなマイナスはまず受け入れないといけない。
それは現実なのです。

そして、「健康」について、今は若くても絶対に人間は年齢を重ね置いていく生き物です。
若いときには、年齢を重ねる感覚が絶対的に欠如していて、身体に対するリスクが考えられないことがあたりまえ。

でも、治療を始めてしまってからでは戻れない。
絶対に戻れない。

だからこそ性転換手術をする前である今、「健康でいられて苦痛の少ない身体」と、「男性になったが健康上にリスクがあり続けていく身体」とを天秤にかけて考えて欲しい。
確かに若いときには、性別のことでこの上ないくらいの精神的苦痛を伴ってきたかもしれない。
しかし、身体が病んでも同様に心が病んでいくのも事実で、それが現実なのです。

当事者の僕が性転換に対して脅すようなことを発信することに疑問を感じるかもしれないけど、当事者だからこそ他人事とは思えずちゃんと考えて欲しいと思っています。
とにかく、このサイトの辿りついてくれた皆さんには、リスクを理解した上で、どう自分らしく生きていくかを考えて後悔のない判断をしてほしい。
ここまで真剣に向き合って決めたことだと、今後治療を選んでも絶対に無謀な雑な治療をしない。きちんと身体に向き合って、慎重かつ的確な治療を選んでいけるから。

男になることがゴールではないんだ。その後の人生どうする?

戸籍を変えたら「男」になれる。
僕は小さいころから悩んできた「性別違和」をクリアして、それがゴールだと思っていた。
確かに「治療」としては終わり。
ただそこに夢中すぎて、大切なことを忘れていた。人生は続くんだということを。

ボクは性転換を選んで男性として生きているという事を誇りに思うし、事実として本当に女性と結婚できたし、若い頃に思っていた自分になることができた。
しかしながら、一方では身体の不調があることも事実として、そして現実としてあるのです。

元々男性だった人が人生を頑張っている様に、性転換をして男性になった人(女性になった人)もこれからの人生があります。
仕事、遊び、恋愛、結婚、みんなが頑張っている人生を性転換した人としてより頑張っていかなければいけないのです。

経済力のない男がモテるわけない!女から男になる金銭リスクは1.8倍

リスクは絶対的にあること。
そのときに経済力がないとなると、この人生で良かったと思えることもなくなっていくでしょう。
そして、当たり前に戸籍上男になっても、ほんとの男とは違うのも事実。
僕たちは「男」を維持していく為にもお金がかかる。
例えば性転換の維持のためのホルモン治療や、体調不良が出やすい分医療費がかかることなど普通より金銭面への負担は大きくなります。

そして女性の時にはあまり気づきませんが、男というのは社会的なお金の負担が多くかかります。
女性に食事をご馳走する、プレゼントをあげる。
異性相手でなくても後輩にご馳走する、など意外と見栄の部分で生きていることもあるのです。

そして女から男になるということは、社会的責任も増える。
一人の男として、経済力のない男に魅力を感じますか?
好きな子を守るには?豊かな人生を過ごすには?専業主婦になった奥さんを養っていくには?
やはり経済力は必要です。

手術のお金だけが意識されがちですが、その後のお金のことは男になるなら考えなければいけません。
自分の理想の男として生きていくためにも、ホルモン治療など一生続く「男」を維持するための費用も自身の経済力を考えてという現実的な部分からも目を背けないで、総合的に考えて欲しいと思っています。

経済力を持ちながら、男性として生きていく方法なら、お伝えできることサポートできる事があるので、そちらもご確認を頂けたら全力でサポートさせて頂きます。

是非このお話を生の声(セミナー)で聞いて欲しい

この性転換の話題については私もよく直接を相談されることの多い話題です。
そのときには相手の状況をちゃんと聞いて、するかしないべきかを一緒に考えています。

正直、ブログ記事で読んでいただいても私の熱量は伝わらないと思っています。
本当に後悔しないために性転換をするべきかどうかを一緒に考えましょう。
セミナーという名前で行っていますが、5名程度の少人数で行うお話会みないなものと思ってください。
あなたの置かれている状況、目指している立場をのために性転換手術が必要がじっくりとお話ができます。
詳しい内容は下記のリンクからご覧いただけますので、是非ご参加くださいませ。

鈴木優希

幼少の性同一性障害に気づく。中学、高校、美容師、キャバクラと女性として過ごすが、20代の時に20代の時に性転換をし男性へ。
スナックでの勤務を経てを経てオナベバーVenus開業。
Venusを経営しつつ、現在、社会福祉団体などでの講演、「LGBT理解の為の講演活動」、「オンラインセミナー活動」、「オナベバーなど開業支援事業」を展開しています。

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