略歴
幼少の性同一性障害に気が付いたときから、中学、高校、美容師、キャバ嬢のことから、スナックを経てオナベバーVenus開業。
そして、Venusを経営しつつ、現在、社会福祉団体などでの講演、「LGBT理解の為の講演活動」、「オンラインセミナー活動」、「オナベバーなど開業支援事業」を展開。
生い立ち
公務員の厳格な父と良家に育った母の元に次女として生を受けました。
姉、弟と自分の3人、父方の祖父祖母と暮らす。
初恋は幼稚園の女の先生。
幼少期から性の違和感を感じていた。
中学生になり、制服に嫌悪感を抱くがその意思表示は出来なかった。いじめられたら嫌。好奇の眼差しで見られるのが怖かった。
もちろん、親にも言えず悩んだ。
進路、将来の不安に押しつぶされそうになる。
プロ野球選手になりたい。サラリーマン。。やりたいことはもちろん男の仕事。
いつのまにか「なりたいもの」より「服装が関係ないもの」を選ぶようになる。
その影響で興味はなかったが美容師の道を選ぶ。
専門学校入学を機に一人暮らしを始める。
美容学校時代にはじめての彼女が出来る。その子がはじめてカミングアウトした人。
水商売のきっかけは、その彼女がキャバクラでバイトを始めたこと。
お金がないので、お客さんとしては店に行けないので、僕も一緒に働いたこと。
そこで、女として生まれてきた自分の中のマイナス面を、応援してくれたお客様によって埋めてもらった気がした。
自分のマイナス面の部分を好きになってくれて、お金という対価を払ってくれる人がいる。
女の部分がお金を生んだことで、精神的に安定したのもあったが、「女」としての自分を辞めてしまったら全て失ってしまうんじゃないか?と不安になり、本当の自分がどうしたいのか分からなくなる。
水商売を経験したことで、こういう男の人がモテる。かっこいい!こうなりたい!と成功者の魅力を知る。
その後、錦3のスナックでバイトをした時に、初めて実際に夜の店で働く「オナベ」の人と会う。
スーツを着て自分らしくイキイキと仕事をしている姿を見て、かたや自分を偽って「ホステス」をしてる自分とのギャップを感じる。
そこからは、自分の気持ちに嘘がつけなくなり、23歳の時店のママにカミングアウトをする。
そのママが今のVenusの前身となる「2nd」を出してくれて、二年店長を経験ののち、25歳の時、独立し現在に至る。
主な活動実績
名古屋TV アップ!出演 特集「男になりたい女たち」
雑誌 月刊マスターズ2019 9月号掲載
レぺゼン東海ホストグランプリ 2019 審査員
主要取引先
株式会社第一興商:カラオケシステムの利用
有限会社深川商店:氷
有限会社はしもと:おしぼり
株式会社prime:ポスター、dm、名刺
株式会社プロダスト:カーペット、害虫駆除
税理士法人 伊勢山会計