私、鈴木は「オナベバーの経営」をしていていますが、最初から一人立ちして始めたわけではありません。
社会人としての一般的な昼職から女性としてキャバクラ勤務を経て、オナベバー勤務、そしてオナベバーの経営をするに至っています。
出店をするだけなら実は未経験であってもお金さえあれば誰でも簡単にできます。
しかし、FTMの仕事といえばオナベバーという簡単な考えの方が多く、オナベということに特別感を感じてうまくいくなんて思い込んでしまう人がいるのがほとんどです。
やはり経営をするのであれば一般的な飲食店と同じ様な経営者意識をもたないと潰れるでしょう。
ではその一般的な経営者意識とはなんでしょう。
これについては大小様々な要因がありますが、一番重要とされるのが「集客」です。
特にオナベバーはビルの2階以上に店舗を構えることが多く、道を歩く人の目につかないところに出店することが多くなり、お客様はきてくれません。
そのため、広告を打つなどの手法をとり、外部の人に自分を知ってもらうのが重要となります。
お客様がきてくれる様になって初めてお金が動くのです。
いくらイケメンキャストを揃える、内装をよくする、ということをしても「集客」ができなければ何も始まらないのです。
その次に重要なのが「接客」です。
「オナベバーだから楽しくワイワイやればいい。お客様もそれを求めてるのでしょう?」なんていうのは間違いです!
確かに一般的にはオナベバーやニューハーフのお店は面白いところという認識があり、それを求めてくる人は多いのですが、それは接客業としての基盤ができていることが前提。
オナベバーこそ「接客業」であり、口の聞き方、態度、謙虚さが大切と私は指導しています。
正直、この辺りがしっかりできていればイケメンじゃなくても稼げるのが夜のお店の面白いところでもございます。